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常温でスピーディーに発電できることから自動車やモバイル機器などへの実用化が期待される「固体高分子形燃料電池(PEFC)」。その中は、電気を作り出す部品「セル」(※)を数十枚~百枚重ねた構造となっています。これを「燃料電池スタック」と呼びます。
※セル…電極触媒と高分子膜からなる単電池のこと。このセルを黒鉛製の板で挟んで重ねて直列接続したものがスタックになる。
セルのプラス極とマイナス極にある溝に外部から供給された酸素(実際には空気を使います)と水素が入り、電解質膜を通ることで化学反応が起きて電気が作られます。1枚のセルから作り出せる電気は0.7V程度であるため、例えば100V仕様の家庭用の機器を使うためにはセルを重ねる電圧を大きくする必要があります。セルを重ねて発電する状態は、乾電池を何個も直列に繋いで発電するのと同じです。

(※参考画像)
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